以前の投稿で顧客単価を上げることが
店舗の売上を上げ繁盛店に近づける方法の一つであることを紹介いたしました。
→ 詳細はコチラ
 
今回は引き続き、大きなコストをかけずに売上を増加させる方法を
ご紹介します。
 

顧客(常連客)の来店頻度を上げる


 
それはまたまたズバリ
 
「顧客(常連客)の来店頻度を上げること」
 
です。
 
仮に店舗が飲食店で顧客(常連客)のほとんどが月1回のペース(来店頻度)で
来店いただけているのであれば、これを2週間に1回のペースにすることができれば、
単純に売上は倍増することになります。
 
簡単に書いてますが、そんなに簡単ではないことは
これを読んでる方ならお気付きかと思います。
そんなに経営は甘くないですからね。
 
ただ冷静に振り返った時に店舗で顧客の来店頻度を上げるために
どのような対策をしているでしょうか?
 
口コミが来店数に大きく影響する時代ですから
「味」や「サービス」、「接客態度」などが競合店舗に比べて優位性が低ければ、
当然のことのように顧客(常連客)すら来店してくれないでしょう。
 
筆者もそうですが皆様も初めて行くお店は
口コミをチェックされる場合が多々あるかと思います。
このように口コミが大きく影響するのは「新規客」に対してであり、
すでにお店の顧客(常連客)であるお客様の来店頻度を
上げるためには何か別の対策が必要となります。
 

来店頻度を上げるために重要なこと


 
人の行動パターンの中で掲題に結び付く最も重要な要因は
<きっかけ>です。
店舗に来店する<きっかけ>を作る必要があります。
 
その<きっかけ>とは「記憶の喚起」です。
もっと具体的に言えば
 
「お店の存在を思い出させること」
 
これがとても重要なことになります。
 
お客様が自然にそのお店を思い出し、
そのお店に行く必要性を感じてくれれば、もちろん来店してくれるわけですが、
それをこちら側から能動的に仕掛けていくことで
「顧客の来店頻度を上げる」ことにつなげるわけです。
 
「味」や「サービス」、「接客態度」をよくすれば
お客様は来てくれると思っているオーナー様もよくいらっしゃいます。
しかしこれだけ情報が溢れた現代で優位性を出すことはそれこそ大変です。
当然そういった企業努力は当然しなければなりませんが
それだけでは足りないのです。
 
■過去の手法
・DM(ダイレクトメール)
→上顧客などに対してはとても効果が高いものの
一般的に顧客の住所獲得やハガキの購入・郵送費用などの問題があり、
小規模店舗では実現することが困難
 
・メール配信
→携帯電話の普及後は、メールアドレスを登録していただくことで
定期的なメール配信が効果的であった。現在では「LINE」などのアプリが台頭することで、
メールの開封率は激減し、過去のような効果が期待できず
多くの店舗ではメール会員を廃止にする方向で進んでいる
 
大手チェーンなどでは数年前から、メール会員の廃止と同時に、
スマホ会員の獲得へとシフトチェンジしていることはご存知でしょうか。
これは「新規客」の獲得のためではなく、顧客の囲い込み、
もちろん顧客の来店頻度を上げる狙いがあります。
 
つまり
「顧客の来店頻度を上げる」ためには
「顧客のスマホ」とつながる必要があるわけです。
 
アプリなど「顧客のスマホ」とつながることができれば
「来店頻度を上げる」ための対策を数多く試してみることが
可能ということになります。
 
以前書いたスマホアプリに関する記事もありますので
参考にしてみてください。