リピーター対策といえば・・・


 
これまでの「リピーター対策」は大きく分けて2つの手法が主流となっていました。
 

  • 紙のスタンプカード

  • メール会員


 
現在でも少なくてもこのどちらかは昔から続けている店舗も
多いのではないでしょうか。
特に販促に予算を多く割けない個人店などは
なおさらかと思います。
 
「リピーター対策」は繁盛店を目指すならば、
必ずやらなければならない最重要課題ですから
何も対策しないよりは何らかの対策をすべきです。
しかしこの昔から存在するこの手法には
問題点があります。
そして現在では違った手法を取り入れている店舗が増えています。
 
それぞれの手法について問題点を洗い出してみます。
 
紙のスタンプカード
この手法はPULL型(必要な情報を ユーザーが能動的に取得する)と言われます。
 
・店舗側は誰に配布したかを把握できない
・再来店に繋がるかどうかはお客様次第
・お客様が店舗のスタンプカードを忘れる、または捨ててしまうケースも多い
 
以上のことが問題にあり限られた常連客向けの還元サービスに
なっているだけの店舗も多いようです。
 
メール会員
この手法はPUSH型(必要な情報を ユーザーの意思に関わらず企業側
のタイミングで自動的に配信する)と言われます。
 
アドレス獲得の困難さはありましたが店舗側からお客様に
直接アプローチすることが可能なため高い反響を得ることができ、
強いリピーター対策として長期にわたり多くの店舗で成功例が多かった手法です。
 
・メールの開封率が年々激減している
 
この問題で効果が昔に比べて薄くなってきています。
これはズバリ「LINE」の普及による影響で、今日においてはビジネスシーンでも、
プライベートでも、コミュニケーション手段がメールから「LINE」に代わったことが要因と
考えられます。
メールを確認する機会が減ったわけですから、店舗からのメールは他メールに埋もれてしまい、
さらには「迷惑メールフォルダ」に振り分けられてしまう場合も多いようです。
こうなるともはやほとんど効果がありません。
 
8割以上の人がスマホを愛用する現代において、
「紙のスタンプカード」や「メール会員」は過去の手法と言っても過言ではないでしょう。
大手アパレルブランドや飲食チェーンも「メール会員」を廃止し、
現在では「スマホ会員」のみに注力していることからしても、
対象顧客のスマホとつながることが重要になってきております。


 

スマホと繋がることのメリット


 
顧客のスマホと繋がることの重要性については
以前も書きましたが、では一体どんなメリットがあるんでしょうか。
https://one-s.co.jp/cms-dir/blog/sales/restart-rate
 
1. 情報の訴求力
 
PUSH通知を活用することで、オンタイムに情報を発信することが可能になります。
オンタイムで通知が開封されることが前提であれば、
店舗側の情報の幅はかなり広がってきます。
 
2. 情報を段階的に取得する手段を持てる
 
アプリケーションなどのダウンロード時に個人情報などの入力手間を
省くことでハードルを下げたとしても、後にアンケートや物販などで
追加の情報を得やすい傾向があります。
 
段階的に情報を蓄積することで、顧客分析が可能となり、
より効果的な対策を実践することができるようになるのです。
これまでのように、苦労して手に入れた顧客名簿に対して
高コストでDM発送する必要もなく、「オンタイムの空席情報」を
手軽に発信できたりするわけですから、アイデア次第では低予算で
最大の効果を得ることが可能となります。
 
店舗でもお客様のスマホとつながる方法、
もちろん自然にお客様が必要性を感じてもらえる手法を見付け、早速実践してみましょう!