MEOという言葉はご存知でしょうか?
SEOはご存知かと思いますがそれとはまた別の言葉です。
検索をするユーザーをWEBサイトへ誘導する施策として
上位表示させるのが「SEO対策」です。
「MEO対策」は地域名を含む検索に非常に有効なのです。
 

MEOとは


 
MEO は Map Engine Optimization の略で主に Google Map に対する
地図エンジン最適化(マップ検索エンジン最適化)のことを意味します。
 
具体的にはGoogleの検索エンジンで「地域名+キーワード」で検索したとき
表示されるマップ検索結果で上位に表示させる対策です。
この検索を「ローカル検索」、検索結果を「ローカル検索結果」と言います。
 

Google検索結果の表示順について


 
例えば「地域名+キーワード」でGoogleで検索したとき
どのような優先順で表示されるかご存知でしょうか。
まず最上位は有料広告枠が表示されます。
※リスティング広告とも呼ばれます
その次にGoogleMAP枠(上位3枠)、自然検索結果と続きます。
 


 
 
<リスティング広告枠>
検索結果の上部と下部に広告表示枠として表示されます。
これは検索キーワードと関連しているためより目的が近いユーザーの
目に留まりやすいですが広告料金が高い、さらにユーザーの広告離れが進んでいる
現在ではクリック率も低下などの問題もあります。
 
<自然検索結果枠>
GoogleMAP枠の下に表示されていきますが、これは昔からある
SEO(Serch Engine Optimization)によるものが大きく、資金に
余裕があるしっかり対策が行われた大手のWEBサイトがほぼ
上位を独占している状況です。ここの対策には時間とコストが
かかることもよく知られています。
 
<GoogleMAP枠>
一方、GoogleMAP枠は2018年7月現在、ビジネス情報がTOPページでは最大でも
3つまで表示される仕様となっています。※広告枠は除く
「さらに表示」をクリックするとそれ以下の店舗も表示されます。
そしてこの枠のすごいところが
自然検索結果枠より上位で表示されるところです。
そしてクリックされれば登録してあるGoogleマイビジネスにリンクされ
HPや電話、地図などに直接つながる導線となります。
 

Googleマイビジネスって?



 
Google 検索や Google マップなど、さまざまな Google サービス上に
ビジネスや組織などの情報を表示し、管理するための使いやすい無料ツールです。
ビジネス情報を管理できたり、口コミなどユーザーと交流したり、
データを分析したりアピールすることができます。
このGoogleマイビジネスを対策することでGoogleMAP枠でも上位に表示させることが
可能になります。お店のHPやMAP、電話などの導線があります。
 
登録の仕方はコチラ
 

なぜMEOが必要なのか


 
現在、スマートフォンの普及は著しく全体の80%以上が使用しており
サイトへのアクセスもPCよりも上回っており、今後もさらにその傾向が
強くなってきております。
Googleもモバイル端末を重要視しているのは周知の事実です。
 
MEOはローカルエリアで目的のお店やサービスを探したいユーザーに効果的な対策といえます。
 
例えばユーザーが今からランチでイタリアンを食べたいと思ったとします。
ただどこか行きたいお店が特別あるわけではありません。
 
そんなとき、Googleでお店を検索するとします。
おそらくは「イタリアン」か「地域名 イタリアン」みたいな
キーワードで検索する人が多いのではないでしょうか。
 
検索結果は上部のGoogleMAP枠に周囲の地図とイタリアンのお店の
Googleマイビジネスの情報が表示されます。※3店舗のみ
 
その下に自然検索による大手のWEBサイトが表示されました。
このGoogleMAP枠で表示されている3枠はどのように選ばれているのでしょうか。
ちなみに表示されるのはGoogleマイビジネスに登録されている店舗です。
総合的にGoogleの評価が高いほうから優先的に表示されます。
 
ユーザーは目的意識がはっきりしているので
ここで上位に表示されれば即効性の高いユーザーにお店を見つけてもらえる事が出来ます。
すなわち集客に繋がりやすいのです。
 

まとめ


 
いかがでしたでしょうか。
MEO対策をすれば効果に結び付きやすいというのは
なんとなくおわかりいただけましたでしょうか。
SEOよりも対策自体は難しさもなく、効果も見込めるMEO対策。
スマホが全盛の現在では必須の対策かもしれません。
MEOの具体的な施策方法についてはまたの機会にご紹介します。